前夜に自分で処置してみたが、どうも上手くいったようには見えず・・・
Hセンセに診てもらった。
「上手にできてますよ。」
え~?ホントですかぁ?
「テガダーム(特殊なフィルム形状の保護シート)は貼るのが難しいですからね。」
貼りつける箇所が濡れていたりすると剥がれてしまうのだ。
「ユーパスタも上手に塗れてますね。」
ユーパスタ軟膏:滲出液の吸収、褥創部分の肉芽(にくげと読む)形成促進に使用する。
ま、なんとか合格点はもらえたようだ。
本来、土曜は一般外来受診のない日なので、救急部で処置してもらった。
1月19日のあの日、ここに担ぎこまれた。
3時過ぎに救急車で着いて、ER室に運びこまれたっけ。
「ボクの声が聞こえますかぁ~?お名前はぁ~?」
(おいおい、こっちは意識もあるんだぜ。なんならストレッチャーから降りて歩こうか?)
若い担当の先生の声は今でもハッキリ覚えている。
しばらくしてH先生達が来て診てくれた。そして、
「これから手術します。よろしいですか?」
生まれて初めて救急車に乗って、生まれて初めてER室を覗いて、生まれて初めて体にメスが入った日のことである。
お~せ~わに なりましたぁ~~~♪