2012年 03月 15日
総武さん?相武さん?
いえ、ソーブサン・・・
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前回のエントリで特殊な脱脂綿と述べたが、実は綿ではないんだそうだ。
【アルギン酸塩被覆材】という。
コンブから抽出されたアルギン酸塩を繊維状にして不織布にしたもの。
滲出液をゲル化する。また、強力な止血効果もある。
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第2次大戦中、ドイツ軍Uボートの攻撃によりアメリカからイギリスへの綿輸出がストップした。
困ったイギリスは代用品として海草の線維から綿のようなものを作り、傷兵の手当てに使った・・・が発端らしい。
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確かに、綿のように傷口にひっつくことなくポロっととれる。
ちなみに、いっしょに使っているテガダームは【ポリウレタンフィルム ドレッシング材】と呼ばれ、水蒸気や酸素を透過し、ムレないようになっている・・・んだとか。

入院して、いろんなことを聞いて興味あったので調べてみた。
けっこう面白いもんだナ。

by ma2116 | 2012-03-15 23:31 | 日常 | Trackback | Comments(6)
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Commented by ナオミ at 2012-03-17 10:39 x
ハイテク医療用品、勉強不足でした。
デジタル機器もサッパリなのです。
Commented by ma2116 at 2012-03-17 11:03
ナオミさん
入院して気付きましたけど、大型医療機器から小さなパーツまで様々な物が便利になって使いやすそうです。
院内で使われている医療用品って普段あまり目にしないから、興味津津でした。
Commented by tukmd at 2012-03-22 02:04
テガダーム/カテリープは、正常皮膚上でしたらマツイさんのおっしゃるように蒸れにくく空気を通してくれて皮膚にやさしい便利なフィルムテープです。
Commented by tukmd at 2012-03-22 02:05
一般的な空気、つまり酸素などの分子構造の小さいものは通過できますが、液体は通過できません。そのため、フィルムに対して内側、つまり創部にとっては湿潤環境となります。反対に外側からの液体も通過しないため防水フィルムとしての役割を果たします。
明らかな感染を合併しているような傷を除いて、通常の外傷・皮膚欠損等では治療の初期は湿潤環境が創傷治癒にとって良いと言われています。ただ、浸出液や出血を比較的多くみとめる場合は、そういった体液が創傷治癒の妨げや細菌感染の温床となりやすいため、余計な水分を吸い取るために今回登場していますソーブサンやガーゼ等を用います。湿りすぎず、乾燥しすぎない、適度な潤いが傷の治療には良いです。
ソーブサンやガーゼで覆うのみにするか、さらにその上にフィルムテープやラップを貼付するかは傷の状態次第でしょう。
適宜ガーゼ等を交換すれば、フィルムを貼っているからといって湿潤になりすぎませんし衛生的です。
Commented by tukmd at 2012-03-22 02:06
ちなみに、このように創を被覆すること・ものをドレッシングdressing・ドレッシング材といいます。各創の状態と各ドレッシング材の適応は大まかに決まっていてすが、実際の臨床現場では絶対というものはなく、原則に従いつつ臨機応変に判断していくことが大事です。
Commented by ma2116 at 2012-03-22 11:29
傷口はなるべく乾燥させた方が治りが早い、って思っていましたけど、今では密封(VACのように)させる考えなんですね。
もう、ドレッシング材は不必要なんですが、普通のテープだとかぶれてしまうのでテガダーム使っています。(それでも2日そのままにしておくと痒くなりますが~・笑)


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